事故車の査定額を調べる方法とは?
中古車買取は、ネットの一括査定を利用することで簡単に売る金額の相場を知ることができます。
しかし事故車は中古車としての買取は不可能なことが多く、ネット一括査定をしてもらうことができません。
そこで気になるのが、どうすると事故車の査定額を知ることができるのかです。
ではどうすると調べられるのでしょうか。
事故車は実際に査定しないとわからない
事故車は、どこが壊れている状態なのかそれぞれ違ってきてしまいます。
中古車も同様に、それぞれ状態が違うのですが、ただ、現状どのような状態なのか把握することは難しくなく、ネット査定でも参考程度ですが査定額を出すことができます。
しかし事故車になると、見た目ではある程度わかりますが、どのパーツが使えない状態になっているのか把握することが難しいです。
その為、ネットで簡単査定することは非常に難しく、ある程度の査定額しか出すことができません。
事故車はどこが大丈夫でどこがダメなのかが重要で、査定額に大きな差を作ってしまいます。
それほど中古車買取よりもシビアになっていますので、簡単に買取価格を把握することができないことを理解しておきましょう。
どこが大丈夫だと高いのか
事故車買取で、どこが壊れているのかによって査定額が大きく違います。
ではどこが大丈夫だと高い買取になるのかですが、それはエンジンです。
自動車の部品で一番高く、査定額を大きく変えてしまうのがエンジンになります。
エンジンが故障をしている状態や、再起不能の状態になっていると、買取してもらえるけれども安くなることが多いです。
フロント部分を潰してしまうとエンジンがダメになることが多いです。
もしフロント部分を大きく破損している状態でしたら、ネットで査定をしてもらうだけでなく実物を診てもらうようにして査定額を把握することがオススメです。
また、フロント部分を破損していなくても、衝撃によってエンジンが故障することもありますので、エンジンが大丈夫なのかどうか確かめることがオススメです。
ネット査定は信じてはダメ
事故車買取で、ネットで簡単査定をしてもらえる業者が存在していて、売ろうとしている人にとって便利なサービスです。
しかし事故車の場合は、中古車買取よりも参考にならない査定になってしまいますので信じないようにしてください。
なぜ参考にならないのかですが、それは故障箇所を正確に把握しなければ査定額を出すことが本来ならできないからです。
事故車は状態によって数十万円以上査定額が違ってきてしまうほど差が激しいです。
ネットでは50万円以上の買取と言われたけれども、実際に査定すると20万円以下や10万円以下になることもあります。
現状そのままでは乗ることができない自動車は、パーツとしての価値しかなく、壊れている箇所により使えるパーツが変わり、部品取りとしての価値も下がったり上がったりです。
正確に把握できないからこそ査定額を知るためにも、あらゆる業者にお願いして査定してもらいましょう。